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第26回ジャパンカップ
午後、3時20分。背筋を伸ばしてテレビの前に座った。2分25秒間、グリーンの帽子ゼッケン6番だけを追っていた。第26回ジャパンカップである。

凱旋門賞3着以後、薬物発覚騒動が社会面の紙上を賑わすことになり、馬には何の責任もないものの、この1ヶ月半ダーティーなイメージさえ植えつけられたディープインパクトの実力の証明であった。小柄な馬である。440kgほどしかないのだ。500kg前後が平均的な体重である。一連の騒動で出馬断念した天皇賞以後の調教の厳しさがうかがえる新馬デビュー以来最低の体重での出走である。

レース自体は終わってみれば着差(2馬身位か)以上の圧勝ではあったが、渡仏する前の春先の三連勝時よりは他馬との差が接近してきたかに見えた。それも「どうしても勝ちたかった。勝たねばならなかった。」ディープと武豊騎手とのプレッシャーだったのか。

それにしても昨年の有馬記念でディープに勝ってからというもの、ハーツクライは敵役(ヒール)の役割になってしまった。悪役にしたら可哀想なくらい素直でおっとりして、それでいて競馬はスゴイの一言に尽きる馬である。

その馬が不可解な10着に終わった。力負けしたわけでもなくましてやディープとの「がちんこ勝負」での結果ではないので有馬記念の再戦に期待したい。「のど鳴り」の悪化でないことを祈る。

さあ、暮れの中山でディープインパクトの筋書き通りのドラマが見られるのか、はたまたとんでもない「衝撃的」な展開となるのか・・・。

最後に肝心な馬券であるが、自分はジャパンカップでは外国馬を買わない主義なので3着に英国のダービー卿の持ち馬が入ったため3連単をとり損なった!
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【 2006/11/26 22:09 】

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