ショッピングカート
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- --:-- 】

| スポンサー広告 |    ≫EDIT
続・「ピー」のこと

pi-3.jpg
━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・

突然の来訪であった。もちろん鳥かごなどという気の利いたものは無い。とりあえず小さな段ボール箱に穴を開けて「彼女」を入れ、近所の鳥を飼っている家に「もらい乳」ならぬ「もらい餌」に行った。そして翌日カミさんと二人でペットショップに出かけ必要な所帯道具一式買い求めてきた。

飛び込んできた当初から「彼女」は実に堂々としたものだった。この家で生まれ育ったかのようにのびのびと声高に歌い、家の中を縦横無尽に飛びまくっていた。人間同様もって生まれた性格やその後の環境によって変化する資質などもあるだろうが、さて、「彼女」の性格をどう表現したらいいのであろうか。

「お転婆娘」であり、「奔放」というか「わがまま」というか・・・。何にでも興味を示し、気に食わなければギャアギャア騒ぎまくり、エサ箱の中のエサも撒き散らし、取り替えたばかりのみずみずしい小松菜もすべて抜き取って下に落とし、空になった容器をも嘴で叩き落すのである。

そんな動作も自分には可愛くて仕方が無い。仕事を終えて「彼女」と戯れるのが楽しみであった。作業場にしつらえてある神棚がお気に入りの場所だった。高みから得意げに辺りを見渡していた。作業台の上では消しゴムといわず鉛筆といわずくわえて動かせるものは台の端っこまでえっちらおっちら運んでいって下に落としじっと覗き込んでいる。

親ばかかもしれないが、結構利口で、言葉もいくつか覚えた。「ピーちゃんイイコ!」、「ピーちゃんカワイイ!」と自分の名を飽きずに呼んでいた。ついでに言えば器量も良かった。

それから自分と「彼女」の蜜月が続いた。カミさんは一羽では可哀想だからつがいにしようと提案していたのだが、ペアにすれば自分だけのものではなくなるのでその提案は却下していたのだ。ところが我が家に飛び込んできて一年が過ぎた頃「彼女」に異変が起こった!<続く>
スポンサーサイト
【 2007/03/17 21:58 】

| 店主のつぶやき日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |    ≫EDIT
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。