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今日は「ぽんた」のこと
その店は深川牡丹町にあった。門前仲町よりいくらか東京湾に寄った所である。鳥類しか扱っていない専門店で親子であろうか、初老のオヤジと30歳前後の若者が店にいた。目指すセキセイインコは三段になっている棚の一番下のカゴにいた。セキセイインコの成鳥は2500~3000円くらいであった。

その店ではおそらく売値の安い方の部類に入るのであろうか、土間にドンと置かれているという扱いであった。カゴはかなりの大きさではあったが10数羽のインコがひしめいているのでかなり賑やかだ。「ピー」がグリーン系なのでムコさんも同系統の色にしようと決めていた。

最初に目に付いたのが元気そうでなかなか良かったのであるが、カミさんの「ちょっとまだ若いわね。小柄だし。」の一言で却下。ほかにグリーン系はと探すとカゴの片すみで何となくオドオドしている感じのインコが目に入った。風采の上がらないどこか愚直なイメージのインコであった。「ピーより身体も大きいし、大人しそうだし。ウン、いいかも。」カミさんの決断でそのインコの運命が決まった。

「ピー」の一人住まいだったので二羽にして巣箱も入れるとなると手狭だ。新所帯になるのでついでにその店の一番大きな鳥かごを奮発して買い求めた。

親が勝手に決めた見合い結婚である。しばらく別々のカゴに入れ様子を見ることにした。「ピー」は興味津々。しかしムコさんは環境の変化についていけずしばらくは嘴をカタカタと鳴らしていっそうオドオドとカゴの隅で小さくなっていた。「お前は置物か・・・?」思わず口をついて出た言葉をカミさんに聞かれ爆笑された。「そんなに焦っちゃ可哀想よ。気長に気長に。」かなりせっかちなカミさんだがこういう場面では余裕である。

ムコさんの名前は「ぽんた」とつけた。自分が名付け親である。とにかくアカ抜けしていなくてボーっとしていて動きも鈍くまさに「ぽんた」という名がぴったりのインコである。よく第一印象は当てになるとかならないとかいうがこのインコの場合はまさに「ぽんた」そのものである。

やがて二羽を同居させることになった。娘がムコさんにいじめられはしないか、心配は尽きない。しかし、その心配は杞憂に終わり二羽はあっという間に仲良くなった。これは「ぽんた」の性格によるところ大である。内面というか本質というか、性格は「誠実、一生懸命」という言葉がぴったりで、「ピー」に対する愛情の深さは大変なものであった。
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【 2007/03/20 11:27 】

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