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スキヤキ鍋
5日ぶりの日記である。ここのところ現場仕事が続いていた。現場から帰って夕食を済ませ、少し作業場で襖をいじって上がればバタンキューの毎日だった。今日はたまたま一つ仕事が延期になったことで内仕事に変更、いくらか余裕ができた。とはいえ、すでに材料も仕入れている仕事が無期(?)延期とはかなり厳しいことである。

厳しいと思っているところへカミさんに夕食はスキヤキだと告げられた。ウ~ン、まあいいか。腹が減っては戦は出来ない。末娘はボーイフレンドと外食だというので競争相手が一人減ったわけだ。(笑)

我が家のスキヤキは鉄板ではなく鍋で煮込むのでスキヤキ鍋という方が当たっている。このスキヤキ鍋のときは最後に煮詰まった材料に卵を落とし、牛丼のようにして食べるのが自分の楽しみになっている。

ところが競争相手が少ないというのにやたらと鍋の減りが早い。長女は風邪気味の上、普段から小食であるから問題外だ。そのときカミさんが大きな声を出した。「あれ?ご飯はどうしたの?」そういえば長女も息子も一心不乱に箸を動かしていたがご飯茶碗が置いてない!

「どうりでスキヤキがたくさん入ると思ったら飯を食べてなかったんだ。」と息子。「私は別にご飯はいらないし・・・。そういえば、お酒を飲むときってご飯食べないんだ。」と長女。自分もカミさんも晩酌をするので飯は食べていない。それからひとしきり晩酌とご飯談義に花が咲いた。実はそのときから嫌な予感がしていたのだ。

案の定鍋の中は空っぽ・・・!しらたきの一筋も残っていない!「わあ、スゴイ成績いいわねえ。」カミさんは嬉しそうに笑っている。いまだかつてスキヤキ鍋の後、まったく何も残らないということは無かった。今夜のスキヤキの量が特別少ないということも無い。これも息子が飯を食わずにスキヤキだけを食ったからだ。食い物の恨みは恐ろしいぞ~!
【 2006/11/23 23:46 】

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